武者氏が「西郷どん」と「八重の桜」を比較する理由

西郷どん総評前編より

編集部が「何故比較対象が翔ぶが如くではなく、八重の桜なのか」答えた、勇右衛門氏へのコメント(2018,12,20,14:26)

・「翔ぶが如く」は28年前で環境が違う
・VFXを比較するには、2013年「八重の桜」くらいでないと今と比較できない
・歴史描写も最近の通説のものでないと古い作品では不利になりやすい

総評前・後編での「八重の桜」の使い方

(1)会津が大河ドラマで薩長に勝った
(2)「西郷どん」が駄作だったおかげで「八重の桜」の評価が上がった
(3)「八重の桜」は、強くて戦う女性が魅力で、国際エミー賞ノミネート作品である
(4)主演女優は飛躍のきっかけとなる
(5)松平家の当主が絶賛

(6)会津観光に大きく貢献する
(7)「八重の桜」は敵対する勢力にも正義があったと描いた
(8)「八重の桜」は主人公側の問題点を描いた
(9)「八重の桜」はクライマックスの戦争描写を描いていた
(10)VFXを使っていた

(11)最新の研究、発見資料を使っていた
(12)「八重の桜」は敵をカッコ良く描いていた

編集部のコメント通りなのは
(10)(11)だけ

そして比較対象が、翔ぶが如くでも問題ないものは
(2)駄作だったおかげで「八重の桜」の評価が上がったというなら、「翔ぶが如く」も同じなはず。

(7)(8)(9)(12)は「翔ぶが如く」でも描いている。

というか(10)と(11)以外、『編集部が書いている八重の桜を比較に使う理由』に当てはまっていない。

続きます