>>456 より続き

<立花萬平、三田村亮蔵「まんぷく」 と 五代友厚「あさが来た」>

武者氏は「立花萬平は安藤百福をモデルにしているのだから、台湾ルーツを削除するのは、差別だ、ホワイトウォッシュだ」とは言うが、「あさが来た」
の五代友厚は史実通りの名前を使っているのに「史実と違う」とは非難しない。五代の出番はかなりあり、史実の五代は女性関係が派手な人だったの
に、「あさが来た」ではそれが一切描かれず、「あさを一途に見守るイケメン」みたいな扱いをされていたのである[どうしても「一途に見守るイケメン」を
出したいのなら、五代をモデルにして別な名前にすれば良かったと思う(五代の存在自体は面白かったので、萬平と同じように モデルの名前を使わ
なければ良かったということです)]。

多分、あれを見た何人かの人は「史実の五代友厚も独身だったのでは?」とか誤解している人もいるでしょう。そして五代は亡くなるシーンでも、あさ以
外誰もいないところで横になっており(五代の立場的に、家族も友人知人がいないのも不自然)、しかし武者氏はそこはツッコンでいない[五代の死ぬシ
ーン自体は批判しているが、一人で寝ていることには何も言っていない(前スレ 581 削除した本放送時のレビュー16週目参照)]。

しかし >>371 のように、三田村の病床シーンで家族がいなかったことについては、『親子愛が異常』だの『大阪政財界の大物がいないのは、三田村に
人望がないからじゃないの』とか書く(「まんぷく」74話感想参照)。

どう考えても「まんぷく」の三田村と、「あさが来た」の五代なら作中の重要人物度は、五代の方が上だろう(だから死ぬことを一週間もかけて描写してい
る、三田村は死のシーンがなく、ナレーションのみ)。なのに五代の病床に誰もいないことは何も言わないのに、三田村の場合文句を言う。

続きます