まんぷく102話感想より

武者氏が感じた【今回のいじめ描写のおかしい点】 ※番号は私が振りました

(1)殴り合いで勝てばいい→暴力主義
(2)自分のせいで申し訳ないという態度が萬平さぁんには皆無→ラーメン成功させればいいと思ってる
(3)萬平さぁんの頭にあるのは、俺がセレブになって我が子も下剋上という戦国武将マインド
(4)こんな描写にも滲み出てしまうジェンダー感のダサさ
→幸に「女だって!」と言わせればOKだと?
→それを周囲が笑って全否定したら、むしろ逆効果ですがな
(5)暴力で何とかしろという教えは、腕力が弱い、女児、年下等弱者を追い詰めるだけ
→根本的解決になってないんだってば!ナゼそれに気づかない?

(1)(5)「まんぷく」はいじめ防止対策マニュアルではありませんし、武者氏の大好きな「半分、青い。」でもありません。いじめ対策を知りたいなら
他のものを当たって下さい。そして私は、源よりかなり年下の昭和の人間ですが、私の年代でも「いじめには立ち向かえ」と教育されたので、この
描写はおかしくありません。当時は源のやり方が【正解】だったのです。そして勘違いされているようですが、立花夫妻は「暴力で何とかしろ」とは
言ってません。

(2)萬平には「ラーメンを成功させたい!」という思いはあるでしょう。しかし、この「源のいじめの話をした朝食のシーン」で、萬平は源に、「悪い
なー、お父さんのせいで」とちゃんと言っています。「まんぷく」が嫌いでも「レビューに嘘を書く」のはやめて欲しい(だからデタラメだと言われるの
に)。

(3)萬平がセレブになるとか、我が子の下剋上とか言っているシーンも、想像させるようなシーンもありません。

(4)このシーンを見た私の感想ですが、多分、福田靖氏はジェンダーとか考えていないです。幸が「女だって」と言ったのは、ジェンダー関係ない
と思います。そして福子が笑ったのは(殺人犯に見えている武者氏に言っても分からないだろうが)微笑ましくて笑っているので、幸を否定してい
るのではありません。