>>468 より続き

原野:加害者意識を持っていない人は、大人になれないんです。被害者意識しかないうちは、「子ども」。誰もが加害者になり得るという大人の感覚
を持っている人が、日本人には少ないと思います。自分が被害を受けることには敏感なくせに、自分が言っていることや作ったものが誰かを傷つけ
るかもしれない、とは考えない。公共性の欠如は、そこから来ているのかもしれません。

「日本人には少ない」と言っているから、武者氏だけのことではないですが、【自分が被害を受けることには敏感なくせに、自分が言っていることや作
ったものが誰かを傷つけるかもしれない、とは考えない】というのは、武者氏のことでしょう。

「まんぷく」というドラマに描かれていないことを、さもあったかのように書くから、武者氏のせいでドラマを誤解している人がいるし(コメント欄を見ると
そういう人がいるから実際はもっといるだろう)、まんぷく好きは平気でバカにする。つまり自分が加害者になっていることには無頓着。

しかし自分が、ブラック企業で酷い目に遭っただの、嫌いなドラマになると、「レビューを書くのが辛い」だの「怒りで身体が震えた」だの【自分が被害
者になったアピール】は熱心。

ただ原野氏の言う「上司がおかしいと思った時に、おかしいと言わないし、その場を立ち去ることをしないと、上司と同罪になる」と言うのは、それを
やるなら『職場をやめる覚悟』をしないと出来ないので、それは難しいと思う。

続きます