天才比率において、古来ユダヤ人はダントツなわけだが(近くはアインシュタイン)、
近世以降の人文社会系で天才といえば、スピノザ、ライプニッツ、マルクス、
そしてベンヤミン(鹿島茂述。有名なカント学者もカント、ヘーゲルは大秀才であって
天才ではないと言っている。誰も思いつかない閃きと洞察がやっぱ重要)。
でもって、ライプニッツ以外はこれまたユダヤ人なんですわ。
ところで
牽強付会ながら、しかも学者でも何でもないながら、文武双方特記事項なしの清盛殿は、
見方を変えれば誰も思いつかないことを閃いて生涯追求した「天才」であった。
それは大袈裟として、こういう人は日本人に珍しいと思う。しかも時は遥か昔の平安の世。