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歌(和歌)=政(まつりごと)、うたがよめなければ、政治もできない、という関係性は、清盛以降も
源実朝と金槐和歌集の関係性や、後鳥羽上皇と新古今和歌集の関係性など、幾度も繰り返す。
現代で残っている形式は宮中歌会始くらいしかなく、現代人には直感的に理解しがたくなった風習
だが、あの時代を動かす旋回基軸は、歌だ。しかし大河平清盛では、その時代のツボが視聴者に
理解されなかったうらみがのこる。