>>495
一人の人物の生涯を描くという大河ドラマのコンセプトに合わないからでは?
戦国だと、小さい領主から大大名にという立身出世物語になるし
幕末だと、天下太平の時代だったら下級武士で終わった若者が大きな仕事をやってのけるというチャンスを描ける
源平だと、栄える物は必ず滅びるという諸行無常を描ける
忠臣蔵だと、赤穂浪士が主君の敵の仇を討ち庶民の英雄になる物語として描ける

南北朝は、戦乱が始まって一旦鎌倉幕府が滅んでもまた南北朝の戦乱で
一人の主人公で纏めきれない。
足利尊氏の場合、鎌倉幕府を滅ぼして室町幕府を開いたと言うことで
何とか一人の人物の生涯で作ったけれど、かなり後半端折り気味だった。