七月十八日 おどりを御張行
一 赤鬼平手内膳衆 一 黒鬼浅井備中守衆 一 餓鬼滝川左近衆
一 地蔵繊田太郎左衛門衆 辨慶に成り候衆 勝れて器量たる仁躰なり
一 前野但馬守 辮慶 一 伊東夫兵衛 辮慶 一 市橋伝左衛門 辮慶
一 飯尾近江守 辮慶  一 祝弥三郎 鷺になられ侯 一段似相申し侯なり
一 上総介殿は天人の御仕立に御成り侯て 小鼓を遊ぱし 女おどりをたされ侯
  津島にては堀田道空庭にて 一おどり遊ぱし それより清洲へ御帰りなり