>>282 より

>そして壁や。ジョーやで。
>本作は、主人公の能力値は高いのに、周囲に恵まれなくて辛い。そういう難易度がある。
>信楽のほのぼのカップル結婚でも、こうも盛り上がるのは?
>壁が手強いからでもある。そういう意味ではジョー、ありがとうな。嫌味でなく。
>ジョーのすごいところは、朝ドラ内部構造まで切り込むところ。『なつぞら』の柴田家と比べると残念さが際立つのもあるんです
>けどね。
>昨年の放送事故、武士の娘と比較してもそうなんですわ。

・愚かで  ・迷惑で  ・感情的で  ・理屈が通じなくて  ・構って欲しさ全開で
・モデルよりも下方修正されていて  ・コメディタッチで描写されていて
・クリエイターの道への理解がまるでなくて  ・しっかりした勤め人との結婚をゴリ押しして
・異性の子(義理の子も含む)への執着心を持つ

>これ、性別を入れ替えるとそっくりなんですよね。
>昭和のダメな父親像としてカリカチュアライズされてはいるのです。その受け止め方や!

>報道を見ていると、武士の娘の方は深刻に受け止められなかった。
>お笑い枠としてほのぼのとされている。それに、彼女自身を小馬鹿にするような扱いも目立ちました。生前葬がその極みでしょ
う。

>一方、ジョーは毒親とも呼ばれて、洒落になっていないという受け止め方もある。
>報道では、ちょっと遠慮があるというか、ジョーを批判しつつも「人情味」といった表現を使って、武士の娘と比べて配慮を感
>じるんですね。
>同じことをしても、男女では周囲の受け止め方が違うのでは?

>『なつぞら』でも感じたのですが、本作のスタッフも反応まで踏まえてドラマにしていると感じる。
>視聴者の反応を反射板にして、作品を完結させる。陶器を焼いて、届けて。その陶器に何を盛り付けて、どう味わうのか?
>視聴者は、いわば本作が作り上げた湯呑みに、お茶をいれて飲む側。そのお茶を飲む顔まで見届けてこそ、完成するんやろなぁ。

続きます