>>188 より続き

ということで一番さん二番さんが「自分の賞歴」を持ち出したのは、喜美子が「私は絵には自信があります(中学の時金賞をとった
から)。その腕を生かしてデザインを採用されて、2人の敵をとりたい」というようなことを言ったから、「いや、僕らも絵は上手かったんだ
けど(それで自分の賞歴を持ちだした)それでも採用されなかったから、採用されるのは難しいよ」という意味で言ったのだろう。

つまり「自分達も絵の腕はあるがそれでも採用されなかったから、(喜美子が県の絵画展で金賞をを取ったのだとしても)採用され
るのは大変だよ」ということで言っているので、武者氏の言う「口を閉ざさせる」ために持ち出したんじゃあないんだが・・・・・。

多分武者氏がこの件にこだわるのは、自分も同じような経験があるからだと思う。「自分の受賞歴を自慢したら、相手はもっとすご
い賞をとっていて恥をかいた」みたいな。この43回のシーンは『もっとすごい賞をとった相手も理由があるからそのことを持ち出している』
のだが、武者氏はそれが理解できなくて、単に「喜美子は黙らされた。恥をかかされた」と思ってしまうのだろう。

いや、武者氏の場合は相手は「武者氏に恥をかかせてやろう」と思っていたのかもしれないが、一番さん二番さんは違う。それが理解
できないということは、武者氏は「相手がどうしてそういう事をしたのか」が考えられず、自分のことしか考えられないタイプなのだろう。や
はり面倒くさい人だと思う。