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>本作の人物像は古典的で、一周回って斬新ではあります。
>こういう妻、まさしく賢妻の気遣いは、むしろ昭和前半の古典的時代劇にあったものではあると思えるのです。
>そういう真面目な人物像を「おもしろくな〜い!」「ダサい」「説教臭い」とみなして、どこかの漫画で見たようなツンデレだの、ガ
>サツさだのを取り入れることを、ナウなヤングの求める人物像であるかのように繰り返してきた部分があるとは思う。いつまでもス
>クールカーストの再生産みたいなことをするわけです。
>そういうバブル期に大学生活を送った世代が好きそうな「楽しければいいじゃんね!」ノリが2020年代は古臭くて、生真面目さ
>が受け入れられる時代の到来を感じます。
>長谷川博己さんがそういう流れの総大将に選ばれたのも、さもありなん。生真面目で誠実なのです。彼がどういう人生を送って
>きたか、わかるわけもありませんが演技から伝わってきます。

やっぱり武者氏って演技とその俳優の性格をごっちゃにしてるんですよね。それで福子が死ぬほど嫌で、熙子がいいって、武者氏の
方こそよく分からないんだが。