>>945
「追記2:渋沢栄一『青天を衝け』について」を読みました。『まんぷく』の時でも直前だったのに、2021年大河は早くもdisり宣言ですね。

【引用開始】
渋沢がビジネスに覚醒したパリ万博で、出会った人物にレオポルド2世がおります。
(リンク記事)◆‪ベルギー国王、コンゴの植民地支配に「遺憾の極み」表明:時事ドットコム
渋沢はレオポルド2世が自国のものを売り込む姿に感銘を受けておりました。
その渋沢栄一を新紙幣の顔とすることは、朝鮮半島の植民地時代を思わせるものであることが指摘されています。
【引用終了】

渋沢を新一万円札の顔にすることについては「1902年から1904年にかけて大韓帝国で発行された初期の第一銀行券の1円、5円、10円券には当時の経営者だった渋沢の肖像が描かれていた」(Wikipedia)という点を問題視する声があるようですが、
武者氏は微妙にずれているように思います。

また、武者氏は「渋沢栄一が大河になることを望んでいたのは誰?」なんて言ってますが、これはイチャモンの類いでしょう。

「女性関係がかなり派手である。当時はそんなものとはいえ、#Metoo 時代にどうやってごまかす?」と武者氏。
しかしそれを言い出したら、今後、戦国武将を主人公とする大河は制作しにくいでしょう。
また渋沢は「男尊女卑の影響が残っていた女子の教育の必要性を考え、伊藤博文、勝海舟らと共に女子教育奨励会を設立、日本女子大学校・東京女学館の設立に携わった」(Wikipedia)ということなんですけどね。

【引用開始】
あ、ついでに今期の朝ドラも諸事情を鑑みて中止の検討をお願いしたい。理由は古賀政男ですね。
軍歌でバリバリ戦時協力をしただけではなく、古賀政男は児童虐待も記録されていて、あまり朝の顔には相応しくない人物だと思われます。JASRACとの良からぬ絡みがありますし。
辻田真佐憲氏あたりからそのへんほじくり返される前に、撤退こそ賢い手ってことになるのではないでしょうか。
【引用終了】

古賀氏(ドラマでは木枯)はあくまでも脇役。仮に史実的に問題のある人物を一切登場させてはいけないとすれば「歴史ドラマ」はつくれましぇん。
児童虐待の疑いがあったとしても、ドラマの木枯が児童虐待するわけでなし、事実と虚構の区別がつかない武者氏の魅力が弾けてますねw
また、主人公モデルの古関氏も(正確には知りませんが多分、古賀氏以上?)軍歌を作曲しまくっているのですが、それは無視?
もしかしたら武者氏は『エール』の主人公モデルを勘違いしてしまった?
あと、仮にも「歴史ポータルサイト」でドラマレビューをしているライターなら「辻田真佐憲氏に頼るな!自分で執筆しろ!」と思いました。

>やたら武者氏「撤退」とか「退き口」とか言いたがりますけど、
>たぶんこれ、自分が「戦略的撤退という単語すら知らない人たちに無理な仕事をさせられたことがあり、いまもさせられている」という意識があるからですかね。

もし、今回の追記を嫌々書いた(書かされた)のならおっしゃるとおりでしょう。
逆に自ら率先して書いたのなら、武者氏自身が「(レビュアーとしての)戦略的撤退」という単語すら知らないということではないでしょうか?