第16回のことだが、
道三のセリフ「大きな国」と「信長から目を離すな」に違和感があって、
感動できなかった。
本木の演技は良かったんだが、あのセリフを書いた脚本がダメ。

なんで「大きな国」で光秀が道三に心酔するのか意味不明だった。
「大きな国」だと何の思想も革新性もない。
これが「豊かな国」なら思想と革新性があったと思う。
織田弾正忠家は、商業に重点を置く革新的な大名。
織田弾正忠家の政策に、油売りを父に持つ道三が惚れ込んだというのは、
大いにありうる話。
道三の「豊かな国」思想に光秀が惚れ込んだんなら、話として筋が通った。
「大きな国」では意味がわからない。