>>819
応仁の乱〜織豊政権の間は、天皇の権威も格式も地に落ちて、ほとんどあってないような存在になっていたから。
学者の間でも、応仁の乱〜戦国時代は日本史上で天皇の権威が最も低下していた時期として知られている。
財政的にも困窮していて、後柏原天皇などは即位後21年もたってからようやく即位式をおこなうことができたほど。

そもそも武家の最高指導者たる将軍の権威・権力が地に落ちていたのだから、その位を授ける天皇の権威や
ありがたみなど、応仁の乱〜戦国期の武家にとってはどうでもよかった。