>>537
ちゃんと人物像と重ね合わせて配役してますから
風間俊介と徳川家康の共通点とは? “クセの強い”キャラクターで生きる演技力
ttps://realsound.jp/movie/2020/06/post-564661_1.html
 徳川家康と風間俊介、ふたりの共通項を上げるとすれば「派手にメインストリームへと駆け上がるのではなく、己を磨きじっと機を待つ」点だろうか。家康が関ヶ原の戦いに勝利し天下を手中に収めたのは58歳の時。かなりの遅咲きであるが、だからこそ300年続く江戸幕府の基礎は盤石なものとなった。

 同じく風間も10代から派手に大階段を駆け上がったプレイヤーではない。中2の時にジャニーズ事務所に入所し、98年には山下智久や生田斗真とともにB.I.G.のメンバーとして活動するが、学業を優先していた時期にセンターポジションから外れ、生田のバックで踊った時期もあった。

 そんな彼が大きく注目されたのは1999年のTBSドラマ『3年B組金八先生』第5シリーズ・兼末健次郎の演技。大人の前では完璧な優等生だが、じつは裏で恐怖を操りクラスを支配するという難しいキャラクターを見事に演じ、俳優としての認知を高める。

 とはいえ、金八出演以降の風間がすぐにヒットドラマの主役をバンバン張れたかといえば答えはNOだ。
しばらくは助演として作品に厚みを与える役割が続き、メインキャストとしては2006年『アキハバラ@DEEP』(TBS系)ページ役や、2011年『それでも、生きてゆく』(フジテレビ系)雨宮健二役、2012年NHK連続テレビ『純と愛』待田愛役などで、俳優としての地位を固めた。