<『るろうに剣心』に登場する斎藤一を考察「牙突」はむしろ新選組とは無関係?>2ページ目

>新選組でも凄腕だったから、川路にスカウトされたのか?と思いたくなりますが、そういうことでもありま
>せん。
>貧乏生活をしていく中、やっと巡査になれてホッとしたというところでしょう。
>こうして考えていくと『るろ剣』斎藤一には大きな問題があるとわかります。

 ・川路利良は偉大かつ寛大だが

>川路は路頭に迷う旧会津藩士や士族を巡査として採用した、いわば恩人です。
>上司である以前に、恩義がある人に対してあの態度はいくらなんでもありえません。
>川路は、斎藤一とも友人である佐川官兵衛のことも「会津の西郷隆盛のようだ」と評価し、採用しました。西
>南戦争で戦死すると、その死を惜しんでいます。

>そういう大恩人の川路に対する、斎藤のあの態度は本当にありえないのです。
>では、どうしてそうなったのか?

 ・川路利良の不運

>斎藤一は川路利良に、露骨にひどい態度を取ります。
>そもそも川路利良は、フィクションでかっこよく描かれることが少ないものです。

続きます