>>307
 だからこそ武者が消えた感じがするんですよね。

 武将ジャパンって一つの思想集団に近い気がするんです。元々、左翼思想集団に歴史認識が乗っかって、彼らの思う正しい歴史を広めようという思想。
 彼らは彼らが認定する弱者の味方にたって、弱者を救済しようとする。その弱者がアイヌであり、会津であり、アジア諸国であったりします。でもその認定基準は曖昧で適当。あくまで集団の意見です。
 そしてこの曖昧な弱者認定基準は、突き詰めると矛盾が生じます。武将ジャパンは基本的にこの矛盾と向き合わず、言い切るもしくは言い逃げする事で、その思想を維持してたんですよね。

 その中で武者だけがさらにその思想を進め、女性であったり、広瀬すずであったり、まんぷく鈴さんであったり弱者の範囲を広げて行ったんですよね。
 結果、その矛盾と向き合わざるを得なくなり、あのような状態に陥ったと思うんです。
 つまり、彼女だけがその思想の先端を行ってしまい、自滅してしまったと。そして、彼女以外はその手前のぬるい部分で遊んでいるだけなんだろうなと思うんです。

 今、武者のレビューを小檜山が書いていると仮定すると、その武者レビューを矛盾と直面する前の段階に戻して、持論を言い逃げしているだけにするんじゃないかなと思うのです。