>>360 より続き

それから「女性が知恵をつけ、金を稼ぎ、力を持つことへの反発」という人がいるのは確かだが、医大の女子減
点の理由は一応、

『女性が結婚すると家事育児をしなくてはならず、当直をさせにくい。同じ理由で男性に比べて長時間労働もさ
せにくいため、できるだけ男性を多くとりたい。しかもペーパーテストの点数は女性の方が基本的に高いので、
普通に採点してしまうと女性の入学者が多くなってしまう』
という理由だろう。

ただ海外ならむしろ女医が多い国もあり(日本の女性医師の比率はかなり低い)、日本の場合「医者の労働時間
が長すぎる(医者だけでなく、一般的に日本の労働環境はそうだが)」からそこの改善が必要だろうということ。
後、これは女医に限らないかもしれないが、特に女医に言えるのが『夫の協力』が欠かせないということ。

初代夫が医者で、現在の夫がX線技師である女医さんがツィッターで言っていたことだが(この初代夫という表
現はその方が使っていた言葉で、面白かったので使ってみました)、医師の当直というのは月1回くらいなので、
その日に夫が子供を見てくれるのならできるのだが、夫に子供を見る能力がなく、当直できない女医もいるとい
うことなので、当直ができない理由は「女医にだけ」あるのではない。

この女医さんもそうだが、いろいろ見ていて感じるのが女医が仕事をずっと続けたいなら、夫が医者じゃない方
がいいのでは?ということ。長時間労働というのもそうだが「夫が医者だと妻は家にいて専業主婦をやるのが当
然」という人が結構多いらしいので(もちろん全員という訳ではない)。「妻が医者をすることに協力的な男性」
を選んだ方がいい様である。

話がずれたが「駒が嫌われる」ということと「医大の女子減点」というのは理由が全然違うと思うが、そこを同じ
かの様に書くというところが流石武者氏!と言ったところだろうか。