627 1ページ目

>軍議に呼ばれるとサッサと退席しようとします。で、信長はあいつと話せと、百人組の頭である木下藤吉郎を呼んでく
る、と。

>おもしろい男だそうです。現代ならば係長クラスなのに、接待を任されるところに注目ですね。
>光秀も、信長ほどではないにせよ好悪が顔に出ます。嫌いなんですね。
>「はは〜っ! 木下藤吉郎にございまする、以後、お見知りおきを」
>おのれ……いや、佐々木蔵之介さんには何の怨恨もない。でも、はっきり言って、見た瞬間から嫌いになる。宿敵じみ
>た奴だ。隣にこいつがいたら嫌だわ!
>それだけ佐々木さんがすごいって話ですね。
>クールで賢い顔を、これだけ下品でイライラする雰囲気にする。役者っていうのは、本当にすごいものです。

>日本に今いる役者の中で、トップクラスだけを選りすぐってきたことが、この場面だけでもわかるような。お
>そろしいものがある。
>佐々木さんは、秀吉にしては背が高くて美男であるとは言われていた。それがこんなに下劣な男になる。見て
>いるだけで緊張してしまいますね。

>藤吉郎は人たらし。こいつが現代人ならば何が適職であるか……。
>広告代理店勤務みたいな顔しやがって! 居酒屋で飲んでる営業マンみたいな顔で、御膳セッティングをしま
>す。あなたをこの間見ましたよ、この前、あのワインバルにいましたよね!
>そう言いたくなるくらい、生々しい存在感がある。

イヤ…。光秀は武者氏じゃないので「会ったばかりの人」を嫌いになったりしないだろう。この時の光秀は藤吉
郎の態度をみて「なんだ?この変な奴」位に思ったのではないだろうか。それで私も佐々木蔵之介が悪役っぽく
嫌な奴を演じているというのには同意するが、武者氏はホントーに「広告代理店勤務の人や居酒屋で飲んでる営
業マン(武者氏曰く陽キャ)」が大っ嫌いなんですね。多分セクハラでもされたことがあるんでしょう(←適当)。