>>801 より続き

【801 リンク記事引用】
実は、歴史研究でも注視されるような史料から言い伝えまで、義輝のこの時の様子は数多く伝えられている。「永禄の変
をご存じなかった方にも楽しんでいただきたいし、詳しくご存じの方にも『そうきたか』と思っていただきたい。実は初
期段階では、『剣豪である義輝は名刀を畳に何本も刺しておいてそれを取り換えながら戦った』という話も取り込もうと
考えた時がありました。実際そして美術スタッフさんには立派な太刀を何本も用意するようお願いもしていました」。

しかし、向井版“義輝”の魅力を伝えるために、彼の心情に寄り添いながら臨場感を出していくことを選んだ。
【引用終了】

とあるが、これ、意地悪な見方をすると「名刀を畳に何本も刺しておいてそれを取り換えながら戦った」だとどうしても
長時間の殺陣になってしまうので、向井理の技量的に長い時間は無理と判断されたのか?と思ってしまった。「戦ってい
く中で、相手の武器を奪いながら戦い続ける」というのは確かにあったが、短すぎてあっけなかったと思う。「薙刀を持
った強い義輝に容易に近づけないと思った三好方が障子でその動きを抑え込む」というのも、そこまでのシーンがあまり
強そうに見えなかったので「障子で抑え込むほどのものでもなかったんじゃない?」と思ってしまった。

まぁ、今の役者さん(特に向井位の年代なら)あまり時代劇をやっている人もいないし、仕方がないのかとも思う。一応、
向井は「そろばん侍」で殺陣はやっているようだが、YouTubeで探しても探せなかったのでどういうものかは分からない。
もしかしたらうまいのかもしれないが、「麒麟がくる」を見た限り彼の殺陣はあまりうまい様には見えなかった。