小檜山noteに新しい武者記事がアップされていたので、魚拓を採りました(半角スペースの処理はいつもどおりでお願いします)。

【大河予想】『鎌倉殿の十三人』は成功するのか(武者)
https:// rchive.is/2F5xY

毎度連投さんの体調がよろしくないようなので、僭越ながら私が斜めに読んで気付いたところを少々。なお、武者氏は『鎌倉殿』は「これは外しません。傑作です」と言ってます。

(1)武者氏は「実は初稿を書いたのは2020年春」と言ってますので、五十嵐編集長に時期尚早と止められたのではないでしょうか?
とすれば、今回noteでアップしたのは五十嵐氏に喧嘩を売っているようにもみえます。あるいは『青天を衝け』以降の大河レビューは武者氏以外の人が担当するのでしょうか?(予想が外れても「糠喜びさせやがって!」とは責めないでください)

(2)【引用開始】
2021年『青天を衝け』は、2010年代の無様な残滓、2019年の再来となります。明治礼賛キャンペーンなんて、もういいでしょう。いつまで薩長閥大河作っているんですか?
【引用終了】

渋沢栄一は幕臣になった人物であり、大河『徳川慶喜』のタネ本の一つ『徳川慶喜公伝』を著したほか、慶喜の回想をまとめた『昔夢会筆記』を出しています。
明治を生きていく上で、様々な人的交流はあったでしょうが、「薩長閥」というのはさすがに無理でしょう。
あるいは、武者氏は明治期に成功した人間はほとんど全て「薩長出身」と思っているのでしょうか?(これまでのレビューでそれを感じることはありましたけど)

(3)【引用開始】
私は、脚本家決定の時点で傑作になるとは言わない。
ひねくれた言い方をしますが、三谷氏本人の意向だけが全て反映されると、私は信じてはおりません。(と、思っていたら『麒麟がくる』からチーム体制が明かされるようになって、嬉しい限り!)
【引用終了】

あのぉ、迷作大河『花燃ゆ』だって初めから二人体制と公表されてましたし、4人目の小松氏はともかく、3人目の金子氏は時期的に制作開始直後に投入が予定されていたと思うのですが・・・
それに「三谷氏本人の意向だけが反映されると信じない」というのとこれ以降の武者記事の記述がイマイチ整合していないようなんですけど。

〔続きます〕