武者(小檜山)氏が言い張る「10年ルール」について思うこと

昔と現在のテレビで決定的に違っているものに「字幕表示ができる」という点があります。
地上デジタル放送が開始されたのは2003年、それまでのアナログ放送が終了したのが2011年(一部の県を除く)。
武者氏が10年ルールの例としていた大河は2009年の「天地人」。前年の夏に開催された北京オリンピックの為にデジタル放送対応テレビに買い替えた家庭も多く、最初からデジタル放送で見た人が多かった大河だと思われます。武者氏もその一人だったのではないでしょうか。

武者氏は耳から入ってきた情報を処理するのが苦手なんだろうと思われます。
だから字幕のない日本のドラマより、元から字幕表示がされている海外ドラマの方が内容をよく理解できて楽しめたのだろうと。だから彼女の中では海外ドラマ>日本のドラマ。
VODはどうかはわかりませんが、手元にある、2001年にNHKで放送されたドラマのDVDには字幕がありません。多分民放で放送されたデジタル放送前の有名作品のDVDも同じなのではないでしょうか。
夢中になっていた朝ドラの脚本家の過去の有名作品に殆ど触れなかったのは、字幕がないとドラマの内容が正確に理解できないからではないかと。
ここで散々過去の大河を見ていない事を突っ込まれても頑なに見ようとしないのは、そういう理由なのでは?
…という想像です。

だからといって、彼女の言い分が正しくなる訳ではありませんが。