小檜山noteに新記事がありましたので、魚拓を採りました(半角スペースの処理はいつもどおりでお願いします)。

「司馬遼太郎の何が問題か?【手段】の分析」(https:// rchive.is/2KQCv)

前回(>>931の魚拓記事)の末尾に「どのへんが危険なのか?次はアメリカに目線を移し、比較しつつ考えます。」と言っていたのに、小檜山氏は、セス・グレアム=スミス『ヴァンパイアハンター・リンカーン』にしか言及していません。
私は未見ですが、内容的には「ぶっ飛んだトンデモ」の類いじゃないんですか?司馬氏への叩き棒としては不適でしょう。
というか、司馬氏の作品内容を具体的に引用しての批判が皆無といってもいいくらい。
「【手法】の分析」という記事タイトルは全くの虚偽です。

小檜山氏は今回の記事中で、彼女の司馬批判と塩野七生氏とは無関係ということを強調しています。
先に私も司馬氏には批判的だと申しましたが、その理由の一つは塩野氏の作品にも共通する観点です(塩野ファンの方、ごめんなさい)。
とりあえず予測できる範囲での「小檜山氏による司馬批判の骨格」に照らせば、その刃(ナマクラですが)は塩野批判にも向かわなければならないような気がします。

今回の冒頭で小檜山氏は
   「あの思い上がった歴史クラスタどもめ! 司馬遼太郎を、小説を小馬鹿にしくさって! 小説のおかげで目覚めたあれやこれやまで否定するのか! 斬る!」
   燃えてますね。案の定、こういうお怒りの声も出てきていると。
 と書いてますが、そんな人が本当にいるんですか?そりゃ検索すれば何人かは引っかかるかもしれませんけど、そもそも貴女の記事にそんな影響力はありませんから!(爆)