>>93
一応矛盾しないパターンはあります。
「正式な近衛家との縁は切っている(公家関係者としての責任は放棄)」かつ、
「縁者じゃない立場としてちょくちょく近衛家に出入りしている(銭か権力をたかってる)」です。
早い話が公家から甘い汁だけすすっていたのでしょう。

このシーンに至る流れでも、伊呂波太夫は前久にいらんこと(将軍は誰でもいい)を吹き込んで義栄推挙のきっかけを作り、
その結果前久の立場が悪くなったのに、そんなの知ったこっちゃないみたいな反応をしていますし、
壁は自費で治すけどお願いは有料で聞くという発言を見ても、非常に自分勝手でいいかげん、その上自己矛盾していて、
さらに過去の態度を見る限り上から目線で偉そうな反権力気取りです。
ちょうど今、毎日の様にニュースになっている学者連中およびその便乗で騒いでるアレな人たちと同じでしょう。

あとは脚本がこれを善人(正義の人)として描いてるのか、悪人(頭おかしい人)として描いているかで
このドラマの評価は180度変わりますけどね。