麒麟がくる27回感想魚拓より

>◆光秀のミッション!
 ・京へ登り、三好一族の兵数を調べる。地味なようで、本作は兵数算定が大好き。光秀は道三の前で数珠の数え方を答
  えて以来、その才能があります。
 ・朝廷が三好達をどう見ているか探ってもらいたい

だから光秀にそういう才能があるなら、浪人時代もそれを生かして何かやるとか、そういう設定にしておけよと言う。

>秀吉が信長の草履を懐で暖めていた。そんな逸話がありますよね。出世したければ、上司に心遣いを見せよ。そういう
>ライフハックではありませんか。それを本作は逆にする。
 【人材が欲しければ、きっちり給与を払いましょう】
 【人材を引き留めたければ、契約内容を守りましょう】
>精神論、温かい草履のようなサービスは全否定。

>こういう番組をNHKが作るのは、ともかく偉いと思う!
>大河ではなく朝ドラでよくかましがちな話ですが。勤務契約だのなんだの曖昧にして、やる気アピールをやらかしがち
>ではないですか。
>サービス残業は思いやりみたいな、しみったれた世界観。
>あんなものを受信料で朝から流していたら、ブラック経営者をつけあがらせるだけでしょうに。ヒロインが勤務契約違
>反だからと雇用主に厳重抗議をした、『半分、青い。』はだから好きなんです。

それ、コインの裏表じゃない?「信長の草履を懐で暖めていた」エピソードって要は「いかに主君が働きやすいか考えら
れる」ということで、「能力の内」という事だし、「部下がいい働きをすれば、上司はそれにこたえる」ということで、
「草履を温めていた」のも「城を三月で作る」というのも「仕事をしたら評価する」ということであってどちらも違いは
ないと思う。

今のブラック経営者は「仕事だけさせて評価しない」という事を非難されていると言うだけでは?

それともう一つ、信長は仕事をすれば評価はするができないと厳しいし、追放されたり殺害されたりするわけだから、一
応そういうことのない、今の「ブラック企業」の方がマシ、という事もあると思う(これは戦国時代と比べてマシ、と言
っているだけでブラック企業の経営者を肯定している訳ではないので念のため)。