「『鬼滅の刃』珠世~大正時代の女医が現代リケジョの呪縛を打ち砕く」魚拓 2ページ目

>1960年代に消えた日本の「売血」のように、2020年代という時代において、消えてもよい概念もあるはず。
>それが“リケジョ”ではないでしょうか。『鬼滅の刃』連載前夜2010年代半ばには、STAP細胞をめぐる騒動がありました。

◆「STAP細胞はあります」から4年、地獄をさまよった小保方氏の今 (リンク記事)

>あの騒動は、報道が異常であり、かつ理系女性が置かれる状況の過酷さを見せるようなものがありました。
>割烹着だの、身に付けるアクセサリだの。
>キャラクターとして消費しようという意識が先走ってしまい、どうしたって関係者に不可解な印象がつきまといました。

>歴史好きな女性は、イケメン武将を好きな歴女。理系女子は、割烹着のリケジョね……って、どうしてそうなる。
>純粋な気持ち、好奇心で理系の研究してはいけないのでしょうか。
>ゲノム編集でノーベル化学賞を受賞した博士は二人とも女性です。

>いったい日本はいつの時代なのやら。それにしても、こういう刷り込みはどこからきたのでしょうか。

 「女の子はいいの、算数なんてできなくて」
 「女だったら文学でも、学べばいいんじゃないか」
 「女が医学部? ダメダメ、モテなくなるよ〜」

>珠世の時代から、どの程度進歩しているのか……考えると頭が痛くなるばかりです。
>試しに“リケジョ”でニュースを検索してみてください。
>「理系を学んでいるようなかわいくない女だと思った? どっこいそんな“リケジョ”が、たわわなバストをお披露目だ、ゴク
>リ!」
>まだ、そういう段階です。

>ただ、これは日本だけでもなく、世界的に認識されているので、それこそ玩具メーカーからクリエイターまで、女子をごく
>当然のものとして理系へ導く取り組みがなされています。
>当たり前なのです。迷信、差別、偏見で道を閉ざされてきただけですから。

続きます