【麒麟がくる】滝藤賢一、「信長を討つ覚悟が義昭の中にいつできるのか楽しみ」

10/18(日)12:00配信

滝藤賢一のコメント

義昭はとても信長に心酔しており、信長のことを今のところ全く悪く思ってい ません。
今後、信長包囲網をやることが心配になってきました。
信長役の染谷くんとお芝居するのはとても楽しいです。見透かされているような、
何を考えているかわからないような目つきをしていたり、言葉とは裏腹な部分の
駆け引きが とてもおもしろいですね。  

義昭はとても孤独な人で、頼る人がいません。義昭を将軍にしておけば好き勝手できると
みんながそう思っている中で、唯一本音で話してくるのが光秀と駒(門脇麦)だけで、
義昭も本音を言えるのはその2人だけだと思っています。
自分の利益ではなく 麒麟が来る世の中にするために努力する、光秀のまっすぐさや純粋さに
共感したのではないでしょうか。
義昭は最後まで覚慶を捨てず、ずっと純粋なお坊様のままでいると思います。  

上洛後、義昭は幕府の中でさまざまな策略に翻ろうされていきます。義昭は“軽いみこし”で、
みんな将軍家を軽視しているので、誰も義昭の言うことを聞きまん。
この後、その中で各大名をまとめて信長を追い込んでいきますが、信長との関係性が
どこで狂うのか、信長を討つ覚悟が義昭の中にいつできるのか楽しみです。
義昭が振り回されている感じや、いろんなことを周りから言われすぎたせいで
彼自身が追い込まれ、バランスが崩れていくところにもご注目いただきたいと思います。