平和な時代にだけ現れるという「麒麟」。
信長こそが麒麟を連れてくる男だと信じたのは、間違いだったのか。
その信長は、わずかな手勢とともに京・本能寺に。
麒麟がくる世を作るため、今、やらねばならないことは…。

本能寺に火の手があがる。
ともに大きな国を作ろうと夢見た男が、炎の中に消えていく。
光秀の脳裏によぎるものは何か?
そして駒が炎の向こうに見たものは?