ずっと忘れていたのですが、「エール」の「NHKみなさまの声」の結果が出てたんですね。好評意見が厳しい意見を上回ったよ
うで。「わろてんか」から「スカーレット」までの厳しい意見の割合は全体の25%を上回っていたのに、「エール」では14.5%
とかなり低い割合ですね(しかし、私の予想だと「エール」って結構厳しい意見が来るだろうと思ったんですが・・・。「NHK
みなさまの声」に関しては予想が当たった試しがない気がする)。まぁこの結果では武者氏が触れたがらなかったのが分かる気が
します。

それにしても「おちょやん」の視聴率が上がらないですねぇ。ドラマ自体は面白い気がするんですが(とっても珍しく今のとこ
ろ武者氏と好みが一致しているという)。

それで話は変わって、小檜山氏の1月17日のツィートですが。

h tps:// witter.com/Sei_Kobeee/status/1350708213604249600  (2つの空欄にはtを入れて下さい)

武者氏がリンクしたニューズウィークの記事を見るとこの記事の書き手って(記事から引用)、

ラージャオ(中国人風刺漫画家)/トウガラシ(コラムニスト)
<辣椒(ラージャオ、王立銘)>
風刺マンガ家。1973年、下放政策で上海から新疆ウイグル自治区に送られた両親の下に生まれた。文革終了後に上海に戻り、進
学してデザインを学ぶ。09年からネットで辛辣な風刺マンガを発表して大人気に。14年8月、妻とともに商用で日本を訪れてい
たところ共産党機関紙系メディアの批判が始まり、身の危険を感じて帰国を断念。以後、日本で事実上の亡命生活を送った。17
年5月にアメリカに移住。

<トウガラシ>
中国出身、作家、コラムニスト。ホテル管理、国際貿易などの仕事を務めたのち、98年に日本に定住。中国語雑誌の編集などを
経て、個人的な視点で日本の生活や教育、文化を批判、紹介している。

*****

ということだから、ラージャオ氏の方は確実に日本人ではないし、トウガラシ氏は日本人かもしれないが、この経歴はかなり中国
通と思われるので、小檜山氏のツィートの、「始皇帝周辺人気漫画が映画化され、始皇帝時系列ドラマをNHKが放送している日本
がどうこういえ言えた義理ではない」とか「松下村塾おにぎり妹大河とか、維新150周年に江戸砲火宣言を西郷隆盛がさわやかに
する大河をやらかす日本がどうこう言えた義理じゃない」とかいう感想はおかしくないか?こういう感想って「中国のことを何も
知らないくせにあれこれ言う日本人」のような人に言うものであって、中国のことに詳しい(と思われる)人に言うべきことじゃ
ないと思う。例えばトウガラシ氏が「花燃ゆ」とか「西郷どん」を絶賛しているとかいう事実があるならまだしも、トウガラシ氏
はそんなことは言っていないみたいだし。