>>193
 よくよく考えれば「陛下になんと言われた?」のあのシーンも隠す必要も嘘を付く必要は無かった。

「ああ、褒めてましたよ。今、信長様の勢いは月に届くぐらいだって。でも、ちょっと心配してましたね。足元大丈夫かなって。三好さんもあんな感じになっちゃったから、勢いついてる時は気をつけたほうがいいみたいっすね。
 陛下からもお前が気をつけろよって言われちゃいました。」

 って言っておけば嘘もつかずに事実も曲げずに報告できる。というか、そう言うふうに報告できるように陛下も持ってまわった言い方したのに、その辺気がついていない光秀がアホ過ぎる。
 隠すことで事態を深刻化したのに、光秀のあの信長に対する顔。そして信長の右腕なのに忠誠心が低いから義昭や家康につけこまれる。まあ、自業自得だわな。

 いや、光秀のアホさ加減がよく出てる名シーンだけど、問題は脚本が意図してこれをやったかどうか。脚本家を信じたいけど、裏切られるのが怖くてどうにも信じられない。この作品は本当にラストにかかってると思う。