渋沢の人間臭いエピソード
なんと、68歳にして愛人との間に子供が生まれたのだ。
この時、飛び出した名言が
「いやぁ、お恥ずかしい。若気の至りでつい…」

しかし!さらにスキャンダラスな名言が飛び出す!

それは明治31年ごろのこと。札幌麦酒株式会社(現在のサッポロビール)の専務取締役・植村澄三郎は、社内のトラブルに直面。 取締役会長である渋沢にどうしても連絡をとる必要があり、渋沢を捜したのだが…八方手を尽くしても居所がつかめない。とその時、 植村が勘を働かせて向かった先は、日本橋にある渋沢の愛人宅。
植村「会社が大変なんです。会長は来ていませんか?」
すると奥から渋沢本人としか思えない声で、こんな言葉が聞こえてきたと言う。

「かようなところに、渋沢のおるべき道理はありません。御用がおありなら明朝、宅のほうをおたずねください。と申し上げなさい」

植村「か、会長…」