>>456
女性脚本家についてはけっこう両極端な傾向にあると思います。
あなたの挙げている本作の大森さん、直虎の森下さん、ここぼくの渡辺さんの他、
特撮畑で活躍している小林靖子さんや香村純子なんかも人の細かい心情を描くのが得意で、
各キャラに感情移入してなんというか、割り切れない思いになることが多いです。
一方で大河でいうと、その真逆タイプ、田渕久美子とか小松江里子とか中園ミホなんかは
キャラの心情もクソもなく自分の主張を一方的に主人公サイドにのせて発信するような雑な話ばっかり作り、
結果としてぞんざいな扱いの敵キャラに一番同情しちゃう、みたいなパターンが多いです。

あと武者がここぼくを気に入っているかと言えば結局「現代日本への批判に見えるから」でしょう。
武者から見ればここぼくで間接的に批判されている(と言って良いのか)のは自分とは全然関係無い愚かな日本の老害どもであり
自分は実在老害ともドラマ中のバカとも違う、それを批判できる素晴らしい人格者だ!と、そんな感じで見てるんじゃないですかね。
少なくとも自分も同じことをしそう、だなんて微塵も思っていないでしょう。
対して青天は必ずしも武者が嫌いなものばかりが叩かれているわけでは無いため、同じ作風でも不快に感じるのかと思います。