>>290
日本は絹を売って軍艦を買ったと言われてるからね
絹産業の立ち上げには渋沢が貢献している
富岡製糸場を作るという話になった時、政府内に誰も絹について分かる人材がおらず
実家が養蚕業だった渋沢と尾高惇忠に白羽の矢が立って設立責任者になったらしい
それだけが理由ではないだろうが富岡製糸場で学ばれた技術が各地に渡って絹産業が勃興した
綿製品も幕末以来ずっと日本の輸入の3割を占める最大の輸入品で、その現状を変えるために
自ら綿紡績産業を立ち上げて輸入品を一掃しただけでなく、絹に次ぐ輸出産業に育てている
そのタイミングで日清戦争と日露戦争だから、本当にそれが雌雄を決したのかも知れない
その綿産業の派生産業である綿織機からトヨタが生まれたことも考えると、渋沢栄一がいなかったら
マジで日本の歴史は全く違ったかも知れない
渋沢がやらなくても他の誰かがやったかも知れないし、単なる歴史の大きな流れに過ぎないようにも
見えるが、もしかしたら渋沢がいなければ日本はいまだに二流国で、アジアは第三世界のままだった
かも知れず、いまだに白人が全てを牛耳る世界だったかも知れない