大隈でさえ、渋沢は上司に遠慮なく直言してみな閉口するほどだったと残してるんだね

渋沢栄一と大隈重信
https://yab.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/culture/20210726.php
>渋沢が奉職した当時の大蔵省は、大隈の言葉通り、大蔵大輔(次官)に大隈(三二歳)、
>その下の少輔には伊藤博文(二九歳)、さらにその下の大丞の役職に井上馨(三四歳)が就任、
>さらに多くの旧幕臣も出仕し、少し前までの立場の相違を問わず、新しい日本を作ろうという
>若手俊秀の集う場となっていた。渋沢は上司に遠慮することなく、思ったことは憚ることなく直言、
>その議論の鋭さには、大蔵省の先輩達も皆閉口するほどであった、とのちに大隈は回想している(『大隈侯一言一行』)。