>>799
豊臣政権下での家康は五大老筆頭の宰相で
この宰相や家宰のポジションってのは
「関東管領を務めた
山内上杉家や扇谷上杉家でも家宰が置かれ
山内上杉家では長尾氏一族が代々任命され
扇谷上杉家では太田氏が家宰を務めた

山内上杉家では長尾景春が主君上杉顕定に対して反乱し
扇谷上杉家では家宰太田道灌が主君上杉定正により謀殺されている」

とだいたい君主と事務方トップは利害対立して常に揉めるから

関ヶ原時点の家康はここでいう長尾景春や太田道灌みたいな立場なのよ
鎌倉以後の武家は足利の室町幕府もそうだけど
割りと平気で裏切ったり寝返ったり転職したりリストラしたりするから
結構な疑心暗鬼で躁鬱でメンヘラだったりする