渋沢「…業界に迷惑掛けてしまいました…」
円四郎「ったく本当だよおめえよぉ…」
渋沢「詫びの言葉もございません…」
円四郎「でも…残ったスポンサーもいるんだろ?」
渋沢「はい…」
円四郎「ならばそういうとこを大事にしろ…離れて行ったもんは仕方ねえ」
渋沢「…賠償なども恐らく…」
円四郎「んなこたぁ仕方ねえや…でも命までは取られねえ…
おめえなら十分返せるだろうし…それでも残ってくれたスポンサーを大事にしてれば…
きっとおめえの未来はおかしれえ…」
渋沢「…はあ…」
円四郎「んなことで躓いたって仕方ねえ…いつか笑って振り返る日が来る…
だからそれまではおめえのやれる事をやれ…そうすりゃいつか笑えるさ…」
渋沢「はい…(涙)」

渋沢「平岡様…私は…貴方の下で過ごした時…今でも忘れません…
私の万札…平岡様にも見せたかった…
でも本当に万札に相応しいのは…私なんかよりも…そうですよね?平岡様…」