この題材が発表された頃に、ちょうど大吉原展の炎上騒ぎがあったんだよね
遊女は当時のファッションリーダーでみんなの憧れで、アイドルみたいなものだったって持ち上げて
まるで毎日贅沢して面白おかしく暮らしたかのように錯覚させるもので
いくらなんでも実態とかけ離れすぎている、悲惨な面に触れなさすぎているって猛批判されて方向転換したんだよね
このドラマも最初は遊女は素敵な存在みたいに描こうとしてたんじゃないか
そもそも遊女をアイドルみたいにプロデュースしたのがまさに蔦屋重三郎だろ
炎上を受けて、遊女の悲惨さは蔦重も理解してますよってエピソードを慌てて追加したから
噛み合わなくておかしくなってるんだと思う