名古屋城の築城の役務に諸大名から不満の声があがる。徳川家康(津川雅彦)は直ちに帰国し兵馬を整え、
徳川の討伐軍を待てと諸大名を恫喝(どうかつ)する。3月11日家康は京都二条城に入り豊臣秀頼(尾上菊之助)
との対面を申し出る。28日およそ1万の軍勢に警護され秀頼は二条城に。対面の席上で家康は盃(さかずき)
を秀頼に与え主従の逆転を見せつける。