05月06日 13時59分

八戸市は、市が運営する防災情報などを配信するアプリで、「津波注意報」の発令と「避難指示」を呼びかる内容の文面を誤って配信しました。
訓練用の文面を一般の人にも配信してしまったということで、市は「二度とこのようなことが起きないよう再発防止に努める」としています。

誤った情報が配信されたのは、八戸市が運営し、防災情報などを配信するアプリ、「ほっとスルメール」で、およそ3万人が登録しています。

市によりますと、6日午前11時21分頃、市の職員の訓練のために作成していた、津波注意報の発令と避難指示を呼びかる内容の文面を誤って配信しました。

配信先を市の担当職員だけにすべきところを、一般の人にも配信してしまったということです。

市は発信から13分後、誤報だったとして訂正の配信を行いましたが、市には、複数の市民から問い合わせなどが相次いだということです。

八戸市防災危機管理課は「利用者にご迷惑をおかけし申し訳ない。二度とこのようなことが起こらないよう、再発防止に努めていく」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20220506/6080015978.html