有楽亭与太郎(竜星涼)と小夏(成海璃子)が結婚してから歳月が流れた。
与太郎は助六の名を襲名して、堂々たる真打。一方で有楽亭八雲(岡田将生)は70代に入り、至高の芸は健在ながら、人知れずある悩みを抱えることになっていた。そして一方で、小夏はある疑惑を抱き始める。「父・有楽亭助六(山崎育三郎)と、母・みよ吉(大政絢)の事故死には、なにかまだ、八雲が隠している秘密があるのでは…」。