【おはよう日本・土日祝】川崎理加さん その1
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いわゆる、「釜茹での刑」って呼ばれるお仕置き法だね。 本当なら、釜茹でじゃなくて釜揚げじゃなくっちゃおかしい。 でも、これもね、
なんでこんなおかしな日本語がまかり通ってしまったのかって理由は
もうちゃんと判明しているんだよ。 京都のうどん屋さんのクレームが発端だったんだってさ。 「処刑方法に釜揚げの刑なんてつけられちゃうと
釜揚げうどんが売れなくなっちゃうからやめてくれ」って嘆かれて
釜茹での刑って名前を採用したんだよ。 トルコ風呂がトルコの国から苦情を受けて
ソープランドに名前を変更したような感じなんだろうけど
日本語としてあり得ない表現だけはやめてもらいたいよね。 「低学歴」というフレーズで思い出したことがあったもんで
今日はそれを書くことにするよ。 無知の知とはよく言ったもので
この世で最も救い難く、人をとことん不快にさせるものは
無知の無知だね。 それとは反対にね、ピュアな無知というのは
なんだか周りをほっこりとさせてくれる癒やし効果があるよね。 昔、お清という女中さんが
お年玉代わりに金杓子をもらったんだってさ。 女将さんに
「お清や、金杓子をご年玉にいただいたから、今日からこれを使いなさい」
なんて言われてね。 そこでお清は、
「定吉どん、東京では金杓子のことをご年玉と言うのかい?」 こういう無知というのは、どうしてこうも
あたたかい気持ちにさせてくれるんだろうね。 お清は旦那さんから
「今日は元日だから掃除をしちゃいけないよ」ってたしなめられたんだ。 するとね、お清は
「まあ、お正月は何につけてもお得ですわね」とつぶやいたそうなんだよ。 女中さんの心持ちが実に良く出た微笑ましい話じゃないの。 決して高学歴者が人を幸せにし、人をほほえましてくれるわけじゃない
というのがよく分かるお話だね。 喫煙と言えば
歌舞伎の「桜門五三桐」で石川五右衛門は
大きな銀煙管を片手に持っているよね。 考えてみるとさ、
歌舞伎では大物キャラには煙草を持たすんだよね。 石川五右衛門の他に
盗賊の有名どころって何人位いるだろうね。 パッと思いつくだけでも、
藤原保輔、熊坂長範、鼠小僧次郎吉、弁天小僧菊之助、
稲葉小僧新助なんてのもいるね。 ところでさ、鼠小僧次郎吉と聞くと随分と
すばしっこそうな名前だよね。 イメージだと20代位の若者って感じがするけど
実際、捕まった時は52歳だよ。 200年以上昔の52歳って言うと、もうお爺ちゃんだよ。 俗説では、盗んだ金を貧民に分け与えたなんて言われているでしょ。 これも後世の研究で、どうも嘘臭いって話になっているんだけど、
でもね、次郎吉が死罪になる時に、
彼に助けてもらった人々が
大勢で命乞いを願い出たっていう事実も存在するんだよ。 まあ、なんにしても、盗みを働いておいて義があるわけがないんで、
正確には、義賊ではなく、
変わっているという意味あいで、奇賊と呼ぶべきだよね。 両国の回向院には、鼠小僧の墓があるんだけど
今でも大人気。 で、その墓はっていうと
すっかり削れちゃって小さくなっちゃってるんだよ。 鼠小僧の墓の一部を削ってお守りに持っていると
無尽が当たるなんて迷信が昔からあるもんで
ギャンブル好きが墓を削ってしまうんだ。 鼠小僧だからひいてとるから
無尽が良かろうって、昔の人は上手く考えたもんだね。 ところがね、スリの世界に喘息持ちは意外に多かったんだそうだよ。 今で言うところの社会的弱者がスリや空き巣、盗人には多かったんだよ。 今でも新興国なんか行くと、幼児のスリなんて五万といるでしょ。 このスレッドは1000を超えました。
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