1998年大河ドラマ・徳川慶喜 3 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
外国使節のセリフは、はじめ大原麗子が江戸弁で吹き替えていたが、不評だったのか、大原麗子本人が嫌がったのか、やがて青二プロダクションなる声優事務所の人間が代行しはじめた。 面白い試みだったけど、やりすぎるとコメディみたいになっちゃうしね
早々にダチョウに退場いただいたのはナイスだった 中納言様が過日賜った勅諚には、政は既に関東に一任と書かれていたにも関わらず、こたびの勅書には、事柄によっては、朝廷から直に諸藩に御沙汰があると書かれている。
これでは、公方様の面目は丸つぶれにござる。我らは、このような勅書を賜るために、百五十万両も使って上洛したのではない。無礼千万じゃ。 >>106
原を加えた三人にもっと尺を割いてほしかった ずうとるび新井も山口祐一郎も、皆々敵と斬りあって死んだ。 佐々木さんが演じた大奥滝山は、家斉公、家慶公、家定公、家茂公の御代に渡り、大奥の指揮をお取りいただいた方だ。
一橋派が動こうが、篤姫・高部が文句を言おうが、和宮が輿入れしようが、全く動ぜぬ風格があった。 つくづく田向作品常連の平幹が出てなくて残念
まあやれる役もなかったが
まさかまた随天みたいなキャラで出てもらっても困るし 渋沢栄一を大河ドラマにして慶喜のその後も描けば、一粒で二度美味しいね >>116
名案だと思うけど視聴率的にどうなんでしょうね
個人的にはすごく見たいw >>117
新札の発行に合わせれば話題性もあって、それなりに取るかもよ >>115
出るとしたら佐藤慶がやってた永原帯刀役じゃないかと思うけど
それだと、武田信玄の両親コンビとかなりかぶるから厳しいかもだな 平幹は出なかったが岸田さんが風変わりな教育係で出ていた
雌ギツネに妖怪が乗り移っております、とか >>119
井伊掃部頭じゃない?老けすぎかw
杉様もう良かったから不満がある訳じゃない ──腹切ってーーっ、お詫っ…
*腹切って済むことではありません! まさかの大河化
慶喜役がモッくん再登板だったら最高なのだが、どうだろう 永原帯刀のボロ長屋に小判が大量に隠されていたのが驚き ナレーターが佐藤慶さんだったらもっと取れたろうなぁ…。 十万あったら
徳川慶喜の完全版壱と弐と総集編
新平家物語の総集編
平清盛の総集編を購入予定
嘘か本当か?
NHK!政府に圧力かけろ! こたび、突然のこと乍ら、公方様より、10万円の給付を拝領できることになった。誠に畏れ多く、身の、引き締まる思いにござる。身命を賭して、公方様の御恩に報いる所存にござる。 安倍は長州人だから
徳川将軍の事バカにしてそうだがな(笑) 今年脳ドック受ける予定なんで
平家シリーズは厳しいが
徳川慶喜は買う!
NHK!五万やるから待ってろ! 登録完了
あとは注文するだけ
タイミング見計らってるから楽しみにしてろ 徳川慶喜をまとめて買うと豪語しましたが
都合により出来なくなりました
お詫び申し上げます
というのも
先行して総集編だけ買ってしまったからです(笑)
ここにお詫び申し上げます
なんちゃって(笑) 余談ですが
総集編買って以降
NHKの広告が頻繁に出るようになりました(笑)
十万来たら買うから! どうせなら
「決断ははやいが考えが足りぬ」
と言ってほしかった(笑) >>146
結構攻めたつもりですが
まだ手ぬるいですか
さすが大老閣下(笑) 会津藩士・寺岡勘十郎の存在意義がいまだに分からぬ(柴さん、ご容赦!)
どなたか、ご教示頼む 明治時代になっても75歳まで生きたのだから公爵受爵とかまでやるべきだった
手抜き大河ドラマはどうでもいい前半に尺を割きすぎ だってこれ「最後の将軍と彼の愉快な仲間たちのおもしろ青春群像劇」だよ 中納言さまは、坂本龍馬なる者をご存知であられまするか? 福山?
漏れが主演の、最高片思いで主題歌歌ってたな? 御所に発泡せる賊徒になぜ手差し伸べるのでござりますか!
和睦など金輪際ありませぬ。 オンデマンドで見てるけど永原のキャラ付けがめちゃくちゃイライラする…
無能不器用を強調し過ぎ 30俵2人扶持半知のわりには生活に困っていない。利殖の才能はある。また、テーホー院さまになぜか気に入られている。 >>166
テンホー院w
テンホー劇場と引っかけ? 来年の大河の前ふりか
今年の大河は道三の討死で終了だな 今日さっきEPGで確認して予約した
鼻もげの後ってことかな?
あんなの見てないから知らんかった
心躍るわ 録画みたが、この大河はキャスティングには幾つか?がつくけど、初回から引きつけるのう
初回だけなら花燃ゆでもよかったわけだが
さほど詳しくはない人にも烈公のキャラはよく理解できたろw 恐れ入り奉りまする…
恐れ入り奉りまする…
恐れ入り奉りまする…
そなたはいつもどうしてそうなのじゃ…
はあ?
(お説教)
(的はずれな回答)
もうよい…
↑
こんな感じのやり取りで時間稼ぎしまくって腹立ってくる せっかく、チャンネル銀河で放送が始まったのに書き込んでくれる人があまりいないのが寂しい・・・。
本日の第3回「黒船が来た」で、慶喜が「黒船が見たい〜。余は変装が上手だから大丈夫だから〜」とか言い出すんだけど、
家老が「拙者、腹を斬らねばなりません!」ということで断念。家臣の中根に「黒船を描いてこい」と言って送り出す(今
の大河だと、安易に慶喜がお忍びで見に行ったとかいう風にすると思うんだけど、そういう描き方をしないで「御三卿の当
主が外出するのは簡単ではない」ということをきちん入れててくるのがいい)。
それで中根は黒船を描くのだが、ちょうどそこに佐久間象山と吉田松陰がいる。そして中根の絵を象山がのぞき込むのだが、
「それは肝心なところが抜けている」と言って自分の望遠鏡を中根に見せて「砲門が上がっているでしょ?あれを描かない
と」と言うと中根は「いやそんなのどうでもいいでしょう」みたいなことを言う。象山は「砲門を上げているという事はい
つでも攻撃できるということ。そこを描かないと描いたことにならない」「黒船までの距離は半里はあるからこちらは攻撃
できない。向こうはいつ攻撃してもおかしくないという事」と言われて中根は絵を書き直す。で、象山は他にも黒船の細か
いことを喋っている(ここら辺の描写が、いかにもありそうに描かれてわざとらしくないのもいい。今の大河だと、主人公
の慶喜が象山と会って、すぐ意気投合するみたいな話を作りかねない)。
それで絵を描いた中根はその絵を帰って慶喜にみせる。「絵がうまいな〜」「拙者絵は誰にも負けません」みたいな話をし
て慶喜は「で、黒船の大きさはどれくらいだった?」と聞くが中根は具体的には答えられず、手を広げて「こーんなに」と
やる。慶喜は「この屋敷位あるのか?」と言うと中根は「もっと大きいかもしれません」で、慶喜は「そんなにあるの
かー」という。
録画をしていないので、細かいところはうろ覚えですが、こんな流れ。で、ここで分かるのが、中根は気が利かない、とい
うか慶喜が何を知りたいのか?という事をあまりよくわかっていないということ。そして海外情勢や兵学に詳しい象山と同
じものを見ても見えてるものが違うということ。「砲門が上がっている」という情報から「いつでも攻撃できる」というこ
とがパッと理解できる象山とそれを説明しなくては分からない中根では違いがある。しかも象山の話を聞いていれば「この
人詳しいなー」ということは分かるはず(勘の良い人ならば)、しかしそれが分かっていないし、恐らく慶喜は象山の言っ
ていることに興味を持ちそうなのに、中根はそこに全く気付いていない。だから帰って絵を見せる時にも象山のことを慶喜
には伝えていないし、「砲門が上がっているという事は相手はいつでも攻撃できる」というのは大事な情報なのにそれを伝
えてもいない。
だから使いをする人間の器量によって得られる情報は違ってしまう(ここで中根が慶喜に象山のことを伝えるというセンス
があったら、慶喜の知識は広がっていただろう)。こういう色々なことを考えさせる脚本、流石田向正建だと思うが、残念
ながらこういう風に本作を見ている人があまりいないというか探せない。長文スミマセン。 >>180 5行目は「きちん入れててくるのがいい」でした。思った以上に長かった。分けてコメントした方が良かったですね。 第2回「新しい母」で印象にのこったことを。
鈴木瑞穂 演じる将軍家慶と、大橋吾郎演じる老中阿部正弘が話すシーンですが(ここのシーンの家慶が以前見た時も印象に
残っていたのだが、家慶ってここと、その後の七郎麿(後の慶喜)の対面シーンが主で、第3回で病気にかかって死去で、大
して出番は多くなかったんですね)、まず阿部は黒船について語っているのだが、この報告が詳しいんですよね。砲門が大き
なもので12(だったと思う)個あるとか、江戸にある砲台は70いくつとか。で黒船は7隻だからとても防ぎきれないみたい
なことを言う。家慶は「こちらも船を作ったらどうか」と言うのだけど阿部は「大船は作ることが禁止されているから、作れ
る船大工がいません」と答えて、『当時の状況がどうなのか?』ということが2人の会話で分かるという。私の記憶に頼った
書き方だと伝わりにくいかもしれないが、田向大河はこういう会話が細かくてそこがいい。
で、阿部は『黒船来航に危機意識を持っていて、そこを将軍に分かってもらいたい』という事が伝わるのだけど、当の家慶は
そんなことより気にしているのは「一橋家の後継ぎ」のことなんですよね。一橋家の後継ぎは幼く病弱で、「次の後継者を探
さないと」ということで。阿部は「しかし尾張にも紀州にも適当な男児がいない」と話して、家慶も「男子は育たない。余も
男子は家定一人だけしか育たなかった」という話になって、『今の将軍家は健康な男児がとても少ない』ということがこの2人
の会話で分かると。
続きます >>182 より続き
それで家慶が「水戸の七郎麿はどうだろう。元気そうだから」と言い出して阿部が「七郎麿様ですか?でも斉昭公が養子には出
さないと」と言っていて、1話から見ている視聴者は、斉昭が七郎麿に「お前は養子には出さない。兄に何かあった時はお前が
藩主だ」と言っているのを知ってるから分かるけど、家慶も阿部もそれを知っているという事は『本当に後継ぎ問題が重要で』
『2人とも、養子に出来るような徳川家の男子の把握できている』ということが分かる(家慶は黒船問題については積極的な関
心を示さなかったのにね)。
家慶は(斉昭は蟄居謹慎中だったから)「斉昭に養子の件を承諾させる代わりに、藩政復帰を出来るようにする。そうすればあ
の者はとびつくだろう。あれは隠居に我慢できるような男ではない」みたいなことを言う。これで家慶はそれなりの政治力はあ
るという事も分かる(斉昭の性格が分かっていて、何をエサにすればいいのか分かっている訳だから)。で、家慶は「自分から
も水戸に話すが、そちからも話をしてもらいたい」と阿部に言って話は終わるんだけど。
こういう「一橋家の養子問題は政治的案件であり、それをどう解決するか」という事をしっかり描くのが、何度も言うが田向正
建大河のいいところなんですよねぇ。 何気に佐久間象山と吉田松陰の師弟コンビが冷静な現地解説w 第4回「将軍候補」より
今回は幕府から金を家臣に貸し付ける話が出るが、返済方法(毎月返す?だったと思う)や利息はないとか、何かあれば相談
に家老が乗るとかが細かかったです。
後、同じく田向大河の「武田信玄」との対比ですが、
「武田信玄」
部下「腹斬っておわびを!」→信玄「腹などいらぬ」即答
「徳川慶喜」
部下(慶喜が江戸の町にお忍びで出かけているので)「家老たちが心配します!」→慶喜「心配するのが仕事じゃ」即答
同じく田向正建の「キンジパ」も信長はとてもドライだったし、何気に田向正建はドライな主人公が好きなのかも?
続きます >>185 より続き
一橋家に斉昭が訪れるが、慶喜養母の徳信院直子(演、鶴田真由)が同席(作中では養母になっているが、ウィキを確認す
ると直子は先々代の正室だから、実際は養祖母になるが・・・。まぁこの若さで「おばあちゃん」なのはさすがに気の毒な
ので、「母」という事にしたのかも、母でも若すぎるのに)。
多分、斉昭を喜ばせようという配慮だろうが、わざわざ斉昭の錦絵(実際にあったのだろうか?)を買わせて「こんなに
(斉昭は)人気があるんですよ」と見せていた。直子は公家の姫から一橋家の正室になった人だが、その経歴を考えると気
が利きすぎでは(笑)。まぁ彼女のそばに気の利く女中でもいたのかもしれないが(作中には出てこないけれども)。
後この作品、OPのクレジットで、主役の本木雅弘の次は、斉昭の菅原文太、吉子の若尾文子と続くが、普通の大河なら菅原
文太、若尾文子はトメクレジットだろう。何か理由があったのだろうか? 鶴田真由かわええ
こんな母親いたら近親相姦まっしぐらや >>185-186 追記
この回で、自分が将軍になるかもしれない、という事はまた養子に出される。養子は嫌!!と思った慶喜はぐれて(?)お
忍びに出かけるが、そこで新門辰五郎の妻れん(演、大原麗子)に出会う。侍相手に啖呵を切るれんに慶喜は「あんな女に
会ったことない!!」と喜んで、屋敷に帰ってからも浮かれている。
これも視聴者は、今まで慶喜が水戸家や一橋家で窮屈な生活を送っているのを見ているから、「そりゃそうだろうな」と感
情移入ができる。比較するのも何だが「西郷どん」とかだと、慶喜は街をフラフラしていて、一橋家の当主という感じでは
全然ないし、そもそも西郷と島津斉彬の出会いもホイホイと簡単に会えてしまい(子孫の方々も「あんなに簡単に会えない
でしょ」と言っていた)、「お殿様の生活の窮屈さ」とか「当時の身分差」とかそれがいかに日々の生活に影響するのか?
とか全然描かれていなかった(「徳川慶喜」の慶喜が今までの生活で会ってきた女性と、江戸の女であるれんは全然違う風
に描かれているから、慶喜の感激につながるのである)。
「西郷どん」に限らないが、今の大河は「身分差は?」「イヤ、そんなに簡単に会えるわけないでしょ!」みたいな描き方
のオンパレードで、こういうところを「徳川慶喜」という作品はキチンと描いているし、「翔ぶが如く」なんかもそういう
ところを描いていたと思う。 第5回「日米和親条約」より
辰五郎とれんが斉昭に会って、「慶喜に世間のことを教えてやって欲しい」と頼まれる。で、その時にれんが「美人薄命っ
て言いますでしょ」と言うのが悲しい・・・。冗談ぽいセリフだったのに冗談じゃなくなってしまったという。それにして
も「少し愛して、長〜く愛して」で、男心をときめかせた(?)大原麗子はチャーミングというか可愛かったなぁ。
江戸城老中会議で(この会議のシーンが、「徳川慶喜」という作品の最大の見どころだと私は勝手に思っている)、ロシア
との交渉、ウルップ、エトロフが国境になるだろうとか、樺太を調査して再交渉だとか、相変わらず具体的な説明である。
本当を言うと、録画していないと細かい部分が追えないのだが、この作品でそれをすると、情報が多すぎて、何度も確認し
なければならなくなりそうなのでやっていない(笑)。情報量の多さということなら、「いだてん」といい勝負だと思う。
しかもその話をしている最中に再度ペリー艦隊がやってくるという情報。「暖かくなってから、5〜6月頃だと思っていた
のに。この時期とは・・・」と阿部。こういうことからアメリカとしては、一刻も早く日本に開国をさせたいというのが伝
わってくる。
続きます >>192 より続き
慶喜たちがその頃何をしていたのかと言うと、ペリー艦隊が来たのでなにかあった時に備えて老中から「火事装束」で待機
するよう言われるが、慶喜は「何故敵が来るのに戦装束ではないのか?」と言い、火事装束を着てきたものに着替えるよう
に言う。家老の土岐は「御老中の命令ですから」と言っているが、上の命令ならそれがどんな命令でも考えずに従ってしま
うという、「悪い意味での日本人らしさ」全開である。これ田向正建は、こういう「悪い意味での日本人らしさ」をこの作
品に随所で入れているが、20年以上たった後も似たような状況なのをあの世でどう思っているのだろう。まぁ、よく考えて
みると、もしこの時点でアメリカ艦隊が攻撃して来たら、火事装束だろうが、戦装束だろうが結果は似たようなものでしか
ないだろうが。
海防参与となった斉昭と、阿部たち老中が徹夜でペリーたちにどう対処するか話し合っている。ここ朝になって明かりを消
す茶坊主(だと思う)が出てきてそう分かるのがなかなか細かい。
続きます >>193 より続き
ペリーたちは江戸湾まで入ってきており、浦賀で話すと言ったのだから戻らせろと言う斉昭。戦争になったらアメリカから
2万の大軍が入ってくると計算しており、牧野忠雅(演、堀内正美)はアメリカが攻めてくれば江戸は焼け野原になってし
まうと言っているが、斉昭は、旗本だけでも3〜4万いるのだから最後の一兵まで戦おうとすれば戦えるはず、という。普
通、こういう「最後まで戦えと言う勇ましい人」は、いざという時には逃げると相場が決まっているような気がするが、何
せ言っているのが菅原文太なので、無駄に説得力があると言うか、この人ならば本当に最後まで戦いそう、という気がして
しまう(笑)。
さらに大砲が突然なりだす(凄い音で)。阿部は今日は1月25日で西暦なら2月24日。初代大統領ワシントンの生誕記念日だ
から礼砲を鳴らしているんでしょう、と言う(こういうところも細かいんだよなぁ)。
続きます >>180から書いて下さる方のレスが熱くも的確な見方で、読んでいてもう一度DVDを見返したくなってきた
今後も楽しみにしてます >>194 より続き
その後のシーンでも藤田東湖たちが、アメリカの大砲は根元が太い(細かい説明が多すぎて覚えきれないが、根元が太いと
弾が1里くらい飛び、しかも日本の技術だと原理は分かってもそんな大砲は作れない、ということらしい)。しかも弾は当た
ると爆発するとか、「いかにアメリカの大砲が恐ろしいか」が具体的に語られる。オランダに頼めば売ってくれないか?と
いう話になるが、「古い武器は売ってくれても新しいのは無理でしょう」という話になる。
さらに品川宿を守っている福井藩から報告が入る(何度も言うがこういうところが一々細かい)。アメリカ艦隊は江戸湾の
水深を測っている、ということに斉昭は怒り「約束を守らせましょう。会談は浦賀です」と言う。
一方ペリーは「あまりこういうやり方は好みではないが、頑固で傲慢で偏屈な印象を日本に与えそれで成功した」といい、
相手を良く調べて弱点をつくのが交渉では大事。それにしても日本は西洋とも東洋とも違う。責任者がはっきりしない国で
すなぁ。などと話し合っている。
続きます >>195 ありがとうございます。
>>196 より続き
それでペリーが一人勝ちし、笑いながら日本を去っていくが・・・。おい!あんなに「交渉場所は浦賀じゃなくちゃ駄
目!」とかこだわっておいて、条約自体について何も言っていないような。肝心なのは「会談場所じゃなくて、条約の中
身」だろう。確かこの後、この「日米和親条約」を安易に結んだせいで困るんじゃなかったっけ?ということで、「形式に
こだわって肝心なことを忘れている」という「悪い意味での日本人らしさ」がやはり描かれているという。
ちなみに大河ドラマ「徳川慶喜」のウィキの、さくら(架空人物)のところだが、「さくらの存在を嫌う直子やその同調者
の策略で使いに出され失踪」とあるが、第3回(だったと思う)では、直子や同調者の策略とは描かれていなかったと思う
(むしろ松島が怪しかったような)。そもそも直子がさくらを嫌っていたかどうかもはっきりしない。 第6回「安政の大地震」より
慶喜たち主従と辰五郎が同席中に、半鐘が鳴り、新三郎たちは「殿を安全なところに!」と慌てるが、辰五郎は鳴らし方が
火事の時と違う、いたずらでしょう、と言って確かにいたずらだった。それをしたのは中山五郎左衛門(架空人物、演、藤
岡琢也)で、辰五郎の家出大騒ぎをして、斉昭を悪く言ったために新三郎たちに怒られる。しかも海防参与をやめていたこ
とを知らなかった(今と違って情報の伝わり方が遅く、斉昭がやめたことが庶民に伝わるのに時間がかかっている)。
そしてその頃斉昭は、海防参与なんて、結局何もさせてくれなかったと、妻吉子に愚痴っている。それでズレた反応の吉子
に(日米和親条約を結んだことに腹を立てる斉昭に対して、条約を結んだなら戦にならないからいいのでは?と言う吉子。
今日的な視点から言うと吉子の方が正しいと思う)、斉昭はイラつき、吉子の側にいる永原(演、佐藤慶)に吉子が世間を
知らないのはお前が悪いと八つ当たり。
そもそも永原が独り身なのが良くない。女子は好きではないのか?と聞く斉昭に「それは奥方様に手を出していいという事
でしょうか?」と言ってしまう永原。「馬鹿もん!おぬしが結婚しないのか?という事を言っておる」とかいうようなこと
を話している(ここ、菅原、佐藤のテンポよく爆笑したが、真面目に考えると「主君の妻に手をだしていいか?」等と聞い
たら、当時だったら手討ちになってもおかしくないような?)。
続きます >>198 より続き
この回から西郷吉之助(演、渡辺徹)が登場。藤田東湖(演、渡辺裕之、しかし安政の大地震だからもう出番が終わりなの
か・・・)と話しているが、東湖の話というのが、国学トーク(?)というか「いかに日本国が美しく、素晴らしい国か」
ということをだーっと喋ってくる感じ。吉之助は「自分は才がなく、とにかく粉骨砕身して斉彬に使える」という朴訥とし
た感じで、そこを東湖に気にいられている(斉彬の紹介状も丁寧だったと)。
で、その席で吉田松陰、佐久間象山の話が出る(というかここは一方的に東湖が喋っており、吉之助はどちらも知らない)。
松陰は黒船に乗り込んで密航しようとした。それを象山は助けた。2人とも国を思ってのことなのに死罪になってしまうだろ
うと(東湖って松陰象山の行動を評価してたんだーと思った。というか「西郷どん」では藤田東湖が出てこず、流石に「翔ぶ
が如く」には出てきているが、大河に東湖が出ること自体が少なく、今一どういう人だったのか伝わっていないように思う。
しかし何で「徳川慶喜」に東湖と西郷の会談があって、「西郷どん」にないんだ)。
続きます >>199 より続き
慶喜は屋敷で島津斉彬に会っている。直子も同席。この作品の直子って、とても知的で教養のある女性として描かれており、
斉彬とも対等な会話をしている(斉昭ともそうだったけど)。何か大名家の奥方と言うより、ヨーロッパの社交界のサロンの
女主人でもできそうな感じである(社交界を知らないけど)。
それで面白いのが、島津斉彬を立川三貴がやっていること。立川三貴は悪役をやることが多い俳優で、えっ!この人が斉彬?
と思った(斉彬は名君のイメージが強いから、今の感覚で言うと、悪役タイプの人はやらないと思う)。
で、場面は江戸城の老中たちで、アメリカからのプレゼントを見て感心している。鉄砲が後ろ込めだとか(この時点で日本で
はまだだったのか・・・)「鉄の線で連絡が出来るという事だ」とか(多分電話のことだと思う)。しかし日米和親条約を結
んだことで、日本中不満で、阿部は、各藩や、朝廷の意見をきいたことで、寝た子を起こしてしまったようなところがある
(ナレーションのれんも、条約を結んだことで「外には弱く、内には強い」と大騒ぎだったと言っている)、と言う。それで
も「日の丸」を見ながら「新たなる船出と思う事じゃな」と言っている。
続きます >>200 より続き
慶喜の結婚について、家老の土岐が順番を説明しているが、いつ城に入って、いつ屋敷に来てということでやはり大変そう
である(特に大名や公家の冠婚葬祭ってメチャクチャ大変そうである)。
場面は変わって新三郎は火消しのカンヌキ、義経、半次と何故かソバを食べているが、いつのまにか三人に「10両貸してく
れ〜」と言われ、新三郎は「私はそんなにもっておらぬ!年5両しか(だったと思う)もらっていないし、久しぶりのソバな
んだ」と言っている。>>198 の斉昭、永原の会話でも「永原は30俵、2人扶持」みたいなことを言っていたが、田向大河、
何気に『金銭面のことをかなり具体的に』出してくる。「武田信玄」でも上洛に伴う人数、金、期間などを具体的に出して
「それをどう捻出するか」という話をしていたと思う。
続きます ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています