いちおう家近の理解に従って四候会議を整理しておくと、
彼は慶喜と四候の間に妥協が成立していたことを指摘し
「また朝廷上層部との関係で言えば、彼らは…ばんやむなく兵庫開港を勅許したという形式をとることで
 とりあえず責めを免れたとみなせる」
「朝廷上層部も四候(正確には三侯)側もともに逃げた結果が、こうした形での兵庫開港の是認になった」
と言ってるし、
その後の幕薩関係の悪化についても
「挙事」=挙兵と見る従来の見解に疑問を呈してるから、この本を出版した2017年8月以降、
番組を収録した時点までの数カ月で人格が180度変わってなければ今も同じ意見だろ。

まあ、家近に限らず最近はこういう感じの把握が多くなっているけど。