いだてん7回感想より

今回は、心無い人達がアスリートに「国の金でやっておいてなんだ!」と言ってくることに、「五輪代表になるまでの鍛錬には、選手側が出してきたん
だ」と反論してくるドラマだ、と書く武者氏。
>そういう努力を無視して、外野が偉そうに何をいっているんですか、そのへんわかっているんですか、と突きつけてくるような。誠実な作り方です。

1回感想で、捕鯨禁止やら動物愛護やら福島の原発までからめて、2020年東京オリンピックを批判しようとしていたのは武者氏本人なんですが。

自分は偉そうにオリンピック(だけでなく他にもいろいろ)に言っているのに、「オリンピック選手を偉そうに批判する人に問題を突きつける誠実な作品
です!!」とか良く言うわ。

武者氏は、オリンピック問題にしろ女性差別問題にしろ、自分の嫌いな作品を叩く道具にしているだけなんですよね。

本当にオリンピック問題や、女性差別に対して問題提起するなら、そのための記事を書くはずだし、いだてんでも問題提起し続けるはずなんですよね、
それが本当に問題なら(私は作品レビューと社会問題は分けて考えるべきと思いますが、武者氏の意見は違うはず)。

それが「いだてん」が(自分にとって)良いドラマだと思ったら、オリンピック問題については、ドラマレビューでほとんど触れなくなる。「半分、青い。」でも
社会問題は扱っているのに、そこでは女性差別問題とか全く言及しない。

そして「まんぷく」では女性差別について大量のリンク記事をつける。本当に女性差別に対して問題意識があるなら、「半分、青い。」でも取り上げるは
ずですが、それはしない。

武者氏にとってはオリンピック問題も、女性差別問題も、単に「気に入らないドラマを叩く道具でしかない」というのが良く分かりますね。