まんぷく116話感想より

>>934
武者氏は福子の非難は盛大にやっていますが(萬平以外に愛を示さず、命令されれば犯罪だって辞さないように見える、とか)、そこは非難して
いないです。

>>938 にあるように、「いだてん」7回MVPで三島弥彦を挙げ、暗に萬平と比較していたのですが、まんぷく感想でも、三島弥彦がお上品なおぼっ
ちゃまであり、気品があり、賢く、気遣いができて、相手を見下さない、ときて、まんぷくのマウンティングゲスエリートどもからはまるで感じられな
いとか比較してる。

萬平は口調が偉そうなことがあるだけで、「誰かを見下すとか、バカにする」とかしてないんですけどね。

何で、三島弥彦と立花萬平が比較の対象になるのか意味不明。萬平は生まれながらのお坊ちゃまじゃないし、史実の安藤百福氏だって全くボン
ボンではない。むしろ「たたき上げの商売人」でしょう。そもそもまんぷくの登場人物がエリートでセレブに見える自体、何を見てきたんだって話し
ですが。

多分、「まんぷく」って団塊〜団塊ジュニアの世代が、共感できるような作りになっているので(団塊〜団塊ジュニアの価値観というのもすごくおお
ざっぱな言い方ではあるが)、武者氏はその価値観が大嫌いなのだと思う。

それならそこに絞って、団塊〜団塊ジュニアの価値観とは何か、どういう理由で嫌か[恐らく武者氏が酷い目に遭った(と思っている)ブラック企業
の上司が団塊ジュニアの世代(これは私の推測だが)だから、気に入らない許せないということだと思う]論理的に書ければ、まだしもレビューに
なっていたと思うのですが、武者氏は『私怨』で書いており、自分の感情を論理的に説明できないのだろう。

だから「まんぷく」に描かれていることを手当たり次第に非難する、ということしかできない。三島弥彦は明治のお坊ちゃまなので、武者氏の嫌いな
昭和世代ではない。それで清らかで美しいものに見えるのだろう。