なつぞら114話感想より

>なつは、柴田家の縁側でたんぽぽロゴのスケッチをしています。
>夕見子のバターに、なつがロゴをつける。そんな姉妹の夢があります。

>そんななつに、富士子がノートを手渡しました。柴田家でなつが味わっていた、北海道手料理のレシピ集です。
>北海道の食文化は、独特です。

・寒冷な気候
・開拓者出身地の郷土料理が混ざり合う
・そしてアイヌの知恵と味も

>そういう食文化が、富士子からなつへと伝わります。「かわいい絵……」なつがノートをめくりながら言います。
>絵のセンスはなつの父由来ですので、富士子の絵は素朴なものです。が、味がある。小道具さんが、すごく頑張って仕事をしてい
ますね。

>富士子は、なつがよく家事をしていたからわかるはずだと言います。
>「絶対、忘れんわ!」感謝して、そう伝えるなつが質問します。「夕見子にノートは?」
>ここで富士子は、キッと強い眼差しになるのです。「ノートではダメ、一から特訓!」
>はい、わかります……清々しいほど家事を断固拒否してましたよね、あの軍師は。

【表裏比興軍師の思考】
軍師「フッ、我が大志のための勉強をするのに、家事なぞしている暇はない……」

富士子「信哉さんは勉強以外もしたのに、大学合格だって」

軍師「おのれ! 家事をしても負けぬぞ、信哉如きに負けぬ!」

>「女の子はお料理しなくちゃ」「モテるためにサラダとりわけなきゃ」といった思考は期待できませんね。
>それどころか、台所仕事を女だけがしているとダメ出しをするわ。

>高山はこうくるわ。「自由になって、飯も作れない女と結婚してもしょうがねえべ!」
>ありのままの夕見子だから。

>富士子は、あの子が突然結婚するなんてと驚き、うっとりしております。
>「なつがこの家に奇跡を運んで来てくれた……」
>もし、あの空襲で犠牲となっていたら?もし、戦災孤児として駅で命を落としていたら?
>人の命には、さまざまな可能性と奇跡がある。このドラマは、8月という季節に、そのことを教えてくれます。

>なつは、こうして生きていることこそが奇跡だと言います。あの夜を生き延びて、この十勝に来たこと。
>「そうでなければ、亡くなったご両親に申し訳ない」富士子はそう語ります。
>育てた恩を着せない。むしろ、授かりものだとしみじみと語るのです。

>「私にはもうこれが普通だわ」
>「結婚して、辛いことがあったら、いつでも帰って来なさいね。あんたは本当に、我慢強いんだから」
>しみじみとそう言い、娘を抱きしめる富士子。「なつが生まれてくれて、ほんとうによかったわ……」

夕見子のバターになつがロゴをつける。そんな姉妹の夢がありますって、そんな夢がいつあったんだ。それと普通レシピに絵なんか
描かないと思う。絵心のある人ならするが、富士子ってそんな設定なかったような。それと武者氏的になつぞらスタッフが何かやれ
ば、全部頑張っていることになるんですね(まんぷくなら逆だが)。

別に夕見子のことを言う時、富士子は強いまなざし何てしていなかったと思うが、それにしても『夕見子が結婚するのは奇跡で、そ
れもなつのおかげ』ってどこまで実子下げをするのだろうか。もういつものことなので驚かないが、冷静に考えてみると寒々しい光
景だと思う。そして富士子の態度を見る限り、我慢強いのはなつじゃなくて夕見子だろう。実子よりなつを可愛がるような親に我慢
してきたのだから。夕見子嫌いの私が言うのだから(笑)間違いはない。

それと、サラダのとりわけってモテるためにやることだったのか?私はあれは親切のつもりなのかと思っていた。個人的に言うと取
り分けてくれる人には悪いが、手の届かない所にあるのを取ってくれるのはいいのだが、食べるものは自分で選びたいので、とりわ
けはしない方がありがたい。