なつぞら114話感想より

>本作と『半分、青い。』(そして『真田丸』)には、ある明確な共通点があると確信できました。
>その確信した材料をザッとあげておきました。
>これをもし、その策を考えた方が読んでいればわかるのでしょうが、そうできなければいいのです。
>明瞭にしたらそれはそれで、面倒なことになる。だから、隠している。
>わかる人だけがわかる問いかけが、そこにはあるような気がしてます。
>****と比較すると、それもよくわかると思います。

『半分、青い。』

『アイデア』の歌詞には……涙がこぼれた音は、花が開く音とある。マイナスをプラスにとらえる。

秋風:トークショー問答、五平餅はじめブランドを指定するほど強い味覚への執着、地域によって和服になる謎のルール

律:マーブルマシン(ビー玉を転がすことが好き)、ロボット工学を専攻する、夏虫駅で鈴愛を完全に誤解している、より子と意思
の疎通ができなかった

鈴愛:画才、飲食販売という職業選択、その他細かい言動

菱本:ピンクハウスに執着する、不倫男につけこまれた、愛想笑いをしない

『なつぞら』

『やさしいあの子』の歌詞には……氷を散らすような冷たい風でも、味方にできるとある。これもマイナスをプラスにとらえている。

坂場:不器用、ものをこぼす、結婚式でもひたすら食べる、興味のない話にはとことん無頓着、ぶしつけな質問を唐突にする、締め
切りと予算管理が苦手、話がいきなり大仰になる、なかなかネクタイをうまくしめられない、人の前で読書を続ける

夕見子:牛乳嫌い(嗅覚か味覚か? ちなみにあんバタサンドはバター臭さを餡子で抑制している)、家事を無視する、女らしさに無
頓着、挨拶の前に話すような唐突さがある、愛想笑いをしない、怒りっぽい

神地:茜へのアプローチがやたらと積極的だった、言動がきつい

泰樹:言動が極端(【抹殺パンチ】)、賢いのに時々抜けている、猜疑心で農協を信頼できなかった、甘いものに執着がある

おまけ『真田丸』(※史実ではなく作劇上の特徴)

真田昌幸:胡桃カチカチ
ただの個性か?それとも意図してのものなのか?

>今回、結婚式を見て確信できました。

>公式サイトには、登場人物の短所も書いてあります。
>坂場の頑固さとトラブルを起こすこと。夕見子が家事をせず、明美ともめていること。
>そこはわかったうえで、明言しているのだと。
>インタビューを読んでいて、役者さんやスタッフがどこまで把握しているかも、ちょっとわからないところがある。

>ただ、脚本家さんは把握済みでしょうね。大森氏の方が濃厚に出しておりますが。
>明確に理解している人はいる。そこを確信しました。

>『SHERLOCK』放映時の日本語訳をする際にも、その方がいればもっとよかったかもなぁ。

>私からは以上です。このことが公式に発表されないうちは、尋ねられても答えることはありません。

続きます