>>996 より続き

何度読んでも「半分、青い。」の律とより子の離婚と「なつぞら」がどうつながるのか全然分からない。で、武者氏の「律とより子
の離婚についての批判への反論」多分ここ。

半分、青い。138話感想より

>そのころ、律は、正人に衝撃的な報告をしていました。「籍、入れるらしい」
>アメリカにいるころから、優しくしてくれた存在がより子の側にいたのだと。
>かくしてより子の再婚が、アッサリと描かれます。

>「ま、いいさ、幸せになってくれれば。俺も頑張ろう」そう自分に言い聞かせる律です。
>ちなみに、この律とより子の関係が、あっさりしているだのナレ離婚だの、雑だの言われていますが。
> 物語というのは、全てをべたべたと丁寧に細かく描く必要はないものです。

>作り手の脳内で、描くべき濃淡はあるもの。 律とより子の関係は、淡く描くという作り手側のバランスがあるわけです。
>それを「こういうところこそ盛り上げるべきなのに雑だ」と外野が言うのは、余計なお世話。

>私も前作に関しては、描写の濃淡について批判してきました。
>その対象は、主にヒロインモデル・吉本せいの人生において大きく扱われるべきイベントがスルーされた場合です。
>あの作品は、小林一三の事業から宝塚を削除したくらいですからね。
>むしろ、ダメな大河や朝ドラは、主人公が成し遂げたことをそっちのけにして、サブキャラも含めた恋愛描写で話を引っ張ろうと
しますから。

>律とより子の恋愛をボリュームアップしろ、そうでなきゃダメだという意見は、そういうしょうもない描写を肯定するように思え
>ます。そもそも律とより子、出会いや夫婦関係そのものをそこまで深く描いてないわけで。

>恋愛頼りのダメな引き伸ばしを否定した本作は、むしろ革命的。
>ついて来れない人の愚痴を聞いていたら、新しいものは生まれません。

続きます