なつぞら140話感想より

この回を視聴していて気になったのが、泰樹が開拓時代の話をなつにすらしないのは、それが「話したくないこと」という想像ができな
い、無神経過ぎるなつ(いつものことだが)はどーよ、ということ。なつが無神経で非常識すぎるので、神地の無神経ぶり(「洪水の話
は使える」と言ったこと)も霞んでしまう。坂場が登場した時も思ったが、彼らをいくら変人に描いても、なつの性格の悪さと、なのに
周囲にチヤホヤされる異常性の前では、いくら変人を描いても生きないんですが。

それと前から思っていたが、今回の乳しぼりをしたのがモモッチで、本作「若い男性の乳しぼりシーン」が全然ないわりに、「女の子の
乳しぼりシーン」をふんだんにいれてくるんですよねぇ。

今回も男性陣がいたのにモモッチだし、そもそも照男の乳しぼりって全く見たことがない気がする。天陽も確かほとんど見たことがない
し、たった1回のみ柴田牧場に来ただけの千遥に乳しぼりのシーンがあって(何故客のはずの千遥がするのか?)、それより柴田牧場に
来ている坂場に乳しぼりのシーンが全くないって(千遥にあるなら坂場にあっていいはずだが)異常だと思う。おまけに咲太郎にもない
だろう。

それこそ本作スタッフに「女の子が乳しぼりするのがだーい好き」なスタッフでもいるのかと思ってしまう。

それで武者氏の140話感想にはもちろんこういうことは全く書いていないが、「北海道の開拓の大変さ」についていろいろ書いてお
り、ドラマがこんなに感動的だったのか!と勘違いするような内容になっている。