>>975 より続き

まずこの「経口中絶薬」ですが、私は「経口避妊薬」のピルは知っていましたが、こちらは知りませんでした。それを私が知ったのは偶
然この記事を読んだからで、

「妊娠中絶後進国」の日本女性に感じる哀れさ「性と生殖の権利」について知っていますか?
https://toyokeizai.net/articles/-/246717

これを書いたのは、レジス・アルノーというフランス人ジャーナリストで『フランス・ジャポン・エコ―』の編集長ということです。で
記事から引用(3〜4ページ目)。

外科手術を必要としない、より苦痛の少ない中絶を可能にする経口妊娠中絶薬薬は、まだ日本の厚生労働省に認可されていないのだ。経
口妊娠中絶薬はすべての先進国、それに発展途上国の多くでも認可されている。
中国では1988年に、チュニジアは2001年に、アルメニアは2007年に認可された。ウズベキスタンの女性は経口妊娠中絶薬を入手できる
のに、日本の女性は手に入れられない。中絶自体おぞましい経験なのに、日本の保健当局はその苦しみを取り除こうとはしていない。

厚労省は誤った情報を発している(小タイトル)

それどころか、厚生労働省は、経口妊娠中絶薬について誤った情報を発している。厚生労働省はアメリカの食品医薬品局(FDA)もサイ
ト上で注意喚起しているとして、FDAのページへリンクするとともに、重要部分を翻訳して危険性を強調している。だが実際は、FDA
は2016年に経口妊娠中絶薬に関する政策を変更しており、厚労省の情報は古いままとなっている(ちなみにリンクをクリックすると、
リンク切れになっている)。

続きます